リウマチとは免疫の異常により起こる病で、間接が痛くなったり腫れたりする病気です。病気が進行すると、骨や軟骨にも影響を及ぼし関節が動かせなくなったり、炎症が全身に広がることもあるため、日常生活を送ることも難しくなることがあります。
症状には関節の変化以外にも、微熱や全身のだるさなどを伴うことがあります。このようなリウマチの治療には薬物療法を中心として、手術療法とリハビリテーションを組み合わせて行われることが多いです。
薬物療法に関しては、患者さん自身も副作用などをよく理解して治療を行えるように配慮しましょう。それ以外には、日常的に体調管理に気を付けて生活していく事が大切です。
そんなリウマチ患者さんのケアは、患者さんの症状にあった疼痛緩和の看護が中心となります。医師の投薬と、患者さんの訴えなどにより湿布などを利用して疼痛緩和を行います。また、間接の変形や痛みは天候などによって変化することもあり、日常的な動作も難しくなることもあるため、補助器具などを利用して自立した生活が送れるようにサポートします。
患者さん自身もそうですが、その家族にも協力してもらい、ストレスを溜めないように生活できる環境を整えられるようにすることが大切です。規則正しい生活を心掛け、適度な運動と安静をバランスよく組み込んで、体を冷やしたりしないようにして、感染症を予防する行動を取ることも必要となります。
リウマチは長く付き合うことになる病気です。患者さんの負担にならないようなサポートで看護ができるとよいでしょう。